名前が間違っているためプリンターを共有できません

企業のローカル エリア ネットワーク (LAN) では、Cannon レーザー プリンタが 1 台のコンピュータに接続され、「Cannon」という共有名でネットワーク上の他のコンピュータと共有されるように設定されています。プリンターはローカルでは問題なく動作し続けますが、ある日突然、ネットワーク印刷が機能しなくなります。リモート コンピュータでは、プリンタ アイコンがグレー表示になり、ステータスが常に「オフライン」になります。

プリンターに直接接続したコンピューターでは問題なく印刷できており、プリンター自体にハードウェアの故障はありません。さらに、他のコンピュータの「ネットワーク コンピュータ」を介して共有リソースとプリンタを表示すると、それらは正しく表示され、ネットワーク通信が正常に機能していることがわかります。

印刷ポートに問題があるのではないかと考え、プリンターのプロパティにネットワーク印刷ポートを追加しました。新しいポートは正常に追加され、元のポートと同じでしたが、ネットワーク印刷は動作しないままでした。 「ネットワーク ネイバーフッド」でプリンタの情報を注意深く調べたところ、プリンタの名前は「Cannon」ではなく、末尾に余分なスペースが付いた「Cannon」であることがわかりました。このスペースを削除すると、通常の印刷機能が復元されました。

この経験から、プリンタ名とファイル名の末尾に誤ってスペースが含まれる可能性がありますが、ネットワーク印刷ポートを追加するときに、コンピュータは名前の末尾のスペースを無効な文字として解釈して破棄し、実際のプリンター名が一致しないため、印刷に失敗します。


投稿日時: 2024 年 5 月 28 日